読み込み中
このコンテンツは村元芳遠氏に興味を持ち、長年にわたって取材を続けた一ファンが本人に特別に了承を頂き、公開させて頂いた、独自視点の村元芳遠公式サイトになります。
Now Loading
Now Loading
This content is interested in Mr. Houen Muramoto, a fan who continued interviewing for many years became an official website of Houen Muramoto, a unique viewpoint that the fans got acknowledged specially to the public and made them public.
個展&速描実演会開催 3月17日(金)〜21日(火・祝)
ねぶた師から
水墨画家へ転身した
風変わりな芸術家が
青森にいる
An eccentric artist
is in Aomori.
That turned from Nebuta Master
to a painter of ink.

「水墨画の世界」個展開催《入場無料》

開催日:3月17日(金)〜21日(火・祝)
開催地:津軽伝承工芸館多目的ホール
速描実演会:3月19日(日)13:00〜40分程

パンフレット パンフレット
展示作品一例
ムラモトホウエン
Muramoto Houen
村元芳遠(むらもとほうえん)
村元 むらもと 芳遠 ほうえん (69歳)
本名:村元隆善

昭和25年、青森県黒石市に生まれる。

器用で何でも作る父の影響を受け、幼少の頃から絵を描く生活を送る。

絵を描く特技を活かし黒石市のねぶた師になるため親戚でもあるねぶた師、山崎恒雄に弟子入りする。

寿司職人として、寿司屋を開業。若くしてねぶた職人と寿司職人の二足の草鞋を履く。

ねぶた師としての受賞数は、生涯100もの賞を受賞しており「黒石市ねぷたの特徴である繊細さ、躍動感という個性を生み出したのは村元芳遠である」とまで言われ、青森ねぶたの作風にも大きな影響を与えたと云われている。

現在は、ねぶた師から足を洗い、水墨画家として活動しているが、芳遠氏のねぶたの遺伝子はその息子のねぶた師、村元伸護に引き継がれている。

Real name: Takayoshi Muramoto

Showa 25, Aomori Born in Kuroishi City.

I am influenced by my father who makes everything by appointment, and lives a life to draw pictures from childhood.

I will apprentice to Tsuneo Yamasaki, a relative Nebuta who is also a relative to become a Nebuta master of Kuroishi City by taking advantage of drawing skills to draw.

As a sushi craftsman, I opened a sushi bar. I wear young nebuta craftsmen and sushi craftsmen two pairs of grass.

It is said that the number of awards as Nebuta has won 100 lifelong awards, and it is said that Muramoto Eisuke had created the character of "Kuroishi-shi Neputa's delicate and dynamic feeling", Aomori It is said that it had a big influence on Nebuta style as well.

Currently I wash my feet from Nebuta and act as a painter of ink, but Houen’s Nebuta's gene has been taken over by his son, Nebuta Master, Shingo Muramoto.

ねぶた師から水墨画家へ。村元芳遠のInstagram。新作を続々公開中。
青森ねぶた祭り風景
ねぶた祭りとは
About Nebuta Festival
青森ねぶた祭は、青森県青森市で8月2日から7日に開催される夏祭りであり、毎年延べ200万人以上の観光客が訪れる。1980年に国の重要無形民俗文化財に指定された。

ねぶた師は、青森市出身ではないと青森ねぶた祭りのねぶた師にはなれない伝統がある。

だが、ねぶた師史上、唯一、青森市からオファーを受け、青森市以外の出身のねぶた師として青森市でねぶた師としてねぶたを作った人物である。

The Aomori Nebuta Festival is a summer festival held from August 2 to 7 at Aomori Prefecture Aomori Prefecture, with more than 2 million tourists visiting each year. It was designated as an important intangible folk cultural property of the country in 1980.

Nebuta has a tradition that can not be a Nebuta Master of Aomori Nebuta Festival unless it is from Aomori city.

However, in the history of Neptune, it was the only person who received an offer from Aomori city and made Nebuta as Nebuta in Aomori City as a native Nebuta other than Aomori city.

唯一無二の個性
One and only personality
一般的なねぶたと比較すると芳遠のねぶたは一目で芳遠のねぶただとわかる程、個性的だ。眼の焦点をあえて外すことにより恐怖感を出し、関節をあり得ない向きにすることで、躍動感・迫力を演出。
村元芳遠のねぶたイメージ
村元芳遠のねぶた
Murumoto's Nebuta
水墨画に近い筆のタッチで繊細さが見事に表現されており、数あるねぶたの中でも独自の異彩を放っている。
村元芳遠のねぶたイメージ
村元芳遠のねぶた
Murumoto's Nebuta
一般的なねぶたと比較すると芳遠のねぶたは一目で芳遠のねぶただとわかる程、個性的だ。
眼の焦点をあえて外すことにより恐怖感を出し、関節をあり得ない向きにすることで、躍動感・迫力を演出。水墨画に近い筆のタッチで繊細さが見事に表現されており、数あるねぶたの中でも独自の異彩を放っている。
The Aomori Nebuta Festival is a summer festival held from August 2 to 7 at Aomori Prefecture Aomori Prefecture, with more than 2 million tourists visiting each year. It was designated as an important intangible folk cultural property of the country in 1980.
Nebuta has a tradition that can not be a Nebuta Master of Aomori Nebuta Festival unless it is from Aomori city.
However, in the history of Neptune, it was the only person who received an offer from Aomori city and made Nebuta as Nebuta in Aomori City as a native Nebuta other than Aomori city.
制作から出陣まで
From Production to departure
次の年は、どのような題材のねぶたを出陣させるかは、前年の冬頃から構想を考え始める。
In the next year, I will start thinking about what kind of subject's Nebuta will come out from the winter of the previous year.
ねぶた構想図
ねぶた構想図を最初に描く。
Draw the Nebuta concept plan first.
まずは、巨大なねぶたを格納する、ねぶた小屋を作り、その小屋で制作を開始する。
運営から支給される資金は限られている。大量の針金・角材・和紙・電球・蝋などを調達。資金の大半を材料費と人件費に費やすそうだ。
First of all, I will make the Nebuta hut, which stores huge Nebuta, and I will begin making work in that hut.
The funds provided by the operation are limited. We procure a large amount of wire, square material, Japanese paper, light bulb, wax and so on. It is said that the majority of the funds will be spent on material and labor costs.
芳遠氏の筆入れ
顔はねぶたの命。必ず芳遠氏が筆入れする。やり直しはできない。
The face is the life of Nebuta. Mr. Houen will always write brush. I can not do it over.
よく口癖のように言っていた。「ねぶた師だけでは生活していけない。好きじゃないと、ねぶた師なんてやってられないよ。」寿司屋の経営と掛け持ちじゃないと、ねぶたを作る事は不可能なのだそうだ。
I was saying like a lot of habits. "I can not live with Nebuta alone, I can not do a Nebuta if I do not like it." It seems impossible to make Nebuta if it does not hang with the management of a sushi shop.
完成したねぶた
ついに、ねぶたが完成。

そして、いよいよ…
出陣!
Finally, Nebuta is completed.

And finally
...Go out!
完成した芳遠氏のねぶたが出陣している様子
芳遠氏は観客に混じり、自分のねぶたを観るのが恒例だ。客観的にねぶたを見るためなのだろうか。
Mr. Houen is mixed with the audience and it is customary to see his own eyelid. Is it for objective viewing of the eyelids?
ねぶた師にとって
全てが報われる瞬間。
The moment when everything is rewarded for Nebuta.
芳遠氏は年間で平均4〜5台のねぶたを制作している。青森市と黒石市のねぶた造りを、どちらも掛け持ちしていた制作時期があった。
Mr. Houen produces on average four to five Nebuta a year. There was a period when both Aomori City and Kuroishi City Neputa Production were engaged.
最優秀賞を獲得したねぶたでも芳遠は満足していないのか、祭りが終わった後の打ち上げの席で驚く言葉を耳にした。
「早く壊してしまいたい」
その眼は、もう次に制作するねぶたを見ているのかもしれない。
Even Nebuta which won the first prize he heard astonishing words at Mr. houen 's satisfaction, at the launch seat after the festival was over.
"I want to destroy early"
That eye may be looking at the next Nebuta to make next.
作品紹介
Portfolio
火の神 水の神
昭和47年
火の神 水の神
項羽の馬投げ
昭和48年
項羽の馬投げ
金剛神
昭和51年
金剛神
水滸伝 九紋槍と鉄牛
昭和51年
水滸伝 九紋槍と鉄牛
水滸伝 水滸伝祝竜
昭和54年
水滸伝 水滸伝祝竜
源為朝
昭和55年
源為朝
船弁慶
昭和59年
船弁慶
水滸伝
昭和60年
水滸伝
宇治川の先陣争い
昭和62年
宇治川の先陣争い
水滸伝 武松
昭和63年
水滸伝 武松
義経渡海
平成元年
義経渡海
不動尊
平成2年
不動尊
仁王掟勉
平成3年
仁王掟勉
茨木
平成3年
茨木
川中島合戦
平成5年
川中島合戦
義経鵯越
平成5年
義経鵯越
天狗と牛若
平成6年
天狗と牛若
赤穂浪士 赤穂浪士
平成6年
赤穂浪士
伊達政宗
平成7年
伊達政宗
鳥天狗
平成13年
鳥天狗
悪源太義平
平成14年
悪源太義平
土蜘蛛
平成17年
土蜘蛛
三国志 武勇豪傑関羽
平成17年
三国志 武勇豪傑関羽 青森ねぶた出陣
酒田金時
平成18年
酒田金時
軍茶利明王
平成19年
軍茶利明王
石川五右衛門 命の叫び
平成19年
石川五右衛門 命の叫び 青森ねぶた出陣
行者武伝
制作時期不明
行者武伝
Career
ねぶた師としての経歴
昭和25年 青森県黒石市大字上十川 出生
昭和45年 黒石ねぶた制作
平成4年 黒石市青山に津軽ねぶた工房設立
平成12年 明治神宮鎮座八十年大祭奉祝(ねぶた献納)
平成14年 青森ねぶた制作(に組・東芝)
平成20年 ねぶた制作 休止
ねぶた師から
From Nebuta Artist
水墨画家
Change to a painter in ink painter
なぜ水墨画なのか?
表現する舞台を変えた理由は、
本人にもわからない。
ただ、芳遠氏の個性である
繊細・躍動感を活かせる舞台こそが
水墨の世界だったのではないであろうか。
Why ink painting?
The reason for changing the stage to express,
The person himself does not understand.

However, it is the personality of Mr. Houen
The stage that can make use of delicate and dynamic feeling
Was not it a world of ink paint?
作品紹介
Portfolio
躍動
やくどう
躍動
流鏑馬
平成22年
流鏑馬 全日展 全日展芸術賞受賞
幽玄松老
平成24年
幽玄松老 全日展 青森県知事賞受賞
常盤御前
ときわごぜん
常盤御前
弁財天
べんざいてん
弁財天
常盤御前
ときわごぜん
常盤御前
弁財天
べんざいてん
弁財天
雲龍
うんりゅう
雲龍
雲龍
うんりゅう
雲龍
一丈青扈三嬢
いちじょうさんこじょう
一丈青扈三嬢
一丈青扈三嬢
いちじょうさんこじょう
一丈青扈三嬢
関羽
かんう
関羽
関羽
かんう
関羽
津軽為信
つがるためのぶ
津軽為信
史情
しじょう
史情 北水展 特別賞受賞
史情
しじょう
史情 北水展 特別賞受賞
石仏遍路
いしぶつへんろ
石仏遍路
冬の中野山
ふゆのなかのやま
冬の中野山
石仏遍路
いしぶつへんろ
石仏遍路
冬の中野山
ふゆのなかのやま
冬の中野山
霊峰岩木山
れいほういわきさん
霊峰岩木山
力試し
令和元年
力試し
翔鯉の瀧図
令和元年
翔鯉の瀧図
力試し
令和元年
力試し
翔鯉の瀧図
令和元年
翔鯉の瀧図
Ink Painter Career
水墨画家としての経歴
平成20年 第36回全日展書法会国際公募展出品 水墨画(信越放送賞受賞)
ねぶた制作 休止
平成21年 第38回全日展書法会国際公募展 出品 水墨画(全日展芸術賞 受賞)
平成22年 第39回全日展書法会国際公募展 出品 水墨画(国際美術賞 受賞)
平成23年 第40回全日展書法会国際公募展 出品 水墨画(青森県知事賞 受賞)
平成24年 フランス・マノスク国際学校に赴き水墨画指導
平成25年 速描実演お披露目(祥雲龍吉天)日本画寄贈(マノスク市役所)
マルセイユ日本国総領事館水墨画寄贈(祥雲龍吉天)
平成26年 第23回全国公募展 北木展(石川県金沢市)(特別賞)中国大使館賞受賞(タイトル史情)
平成27年 第24回全国公募展 北水展
北國新聞社賞 受賞(タイトル冬化粧中野山)
縄文の学び舎 小牧野館 村元芳遠作品展
平成28年 水墨画パフォーマンス(速描・席画の実演)
小牧野遺跡のしくみを使った水墨画教室